幼児教室なしでの幼稚園受験レポ

我が家の息子はいわゆる記念受験で、世間で言われるところの難関幼稚園に合格しました。

首都圏の倍率の高い名門幼稚園だと対策なしでは厳しいと思いますが、田舎の難関幼稚園なら合格する可能性は大いにあるかもしれませんよ。

幼児教室に行かなくても受験は可能？

誤解のないように言っておくと、息子は受験時は幼児教室に通っていました。

ただし、もともとは幼稚園受験対策としてではなく小学校受験をうっすら考えて通い始めたので受験の2ヶ月前からの入会でした。

そのため、ひらがなや数のお勉強に少し触れたくらいで受験対策になっているとは言えません。

Amazonとかで売ってる受験対策教材⇓こういうのは一切やってません(笑)

幼児教室の先生の見解

入会したばかりで受験対策なし、人見知りや場所見知りもあったため先生の見立てでは「ちょっと厳しい」という本音が透けて見えていました笑

当時の息子は母子分離が難しく、幼児教室に行く時も私からなかなか離れられずにいたので、最低条件すら厳しかったです。

息子の強みであるお話の上手さを評価しててくれれば合格する可能性はある、とのことでした。

願書もノー対策

幼児教室に通っていれば願書の書き方も見てもらえますが、直前で受験を思いついたため、タイミングが合わず自力で作成しました。

願書の内容は「志望動機」「子どもの長所短所」「子育てで大事にしていること」「幼稚園に期待すること」などのごく一般的な質問が並んでいました。

子どもや育児のことはある程度簡単に書けましたが、問題は志望動機と幼稚園に期待すること。

幼稚園の特色を調べ、それに沿ってそれっぽいかんじで書きました笑

園の教育方針から大きく外れたことを書かず、必要な書類をきちんとそろえ、誤字脱字がなく、同じ文末が続かないように気をつければ願書はOKだと思います。

受験はボロボロ

せめてもの対策として、受験にはパパと行ってもらいました。

ほんっとーーにママにべったりの時期だったんです…今もベタベタだけど。

そんな対策も虚しく、息子のウリのお話の上手さも発揮せず終わったようです。

まず部屋に入らない。

「お名前は？」「おしえなーい！」

普段なら余裕でできることが全然できず、天邪鬼発揮しまくってこれは完全に落ちたな〜と思ったそうです。

面談の他には、ひとりで遊ぶ様子や親子で遊ぶ様子も見られていたので、受かる要因としてはそこぐらいでしょうか。

幼児教室なしでも合格した理由

合格してしばらくしてから先生に聞いてみました。

めっちゃゆるいですね。でも田舎のお受験幼稚園なんてこんなもんなのかもしれません。

息子がよく褒められる「理解の速さ」が親である私にはピンとこないけど、そこが評価ポイントだったようです。

お受験というとどうしても身構えてしまって、相当優等生で聞き分けのいい子しか合格しないようなイメージがありました。

でも、実際入園してみると他所のお子さんたちものびのびしていて良い意味でとても子どもらしい子が多いです。

難関幼稚園でも定員割れしていることもある

ぶっちゃけ、息子の受けた幼稚園も定員割れしていました笑

変な話、受験なしの私立幼稚園の方が預かり保育や習い事などが充実しているので倍率が高い場合があります。

ノー対策でも受かった理由はたぶん定員割れが一番大きいと思います。

ただ、定員割れしていることも実際に受験してみないとわからないのです。

幼児教室の先生も知らなかったそうです。

とはいえ、いくら定員割れしていても基準に満たない子は受からないらしいので息子も頑張ったのでしょう。

難関幼稚園に受かりやすい子

子ども本人の能力が高いのはもちろんですが、お兄ちゃん・お姉ちゃんがその幼稚園に通っていたり卒園生だったりすると下の子も受かりやすいです。

うちには上の子はいませんが、パパが卒園生だったので受かったのかもしれません。

そして息子一太郎、バッチリ幼稚園になじんで毎日楽しんでます。

まとめ

• ノー対策でも難関幼稚園に合格できることはある
• 頭の良し悪しより手のかからなさそうな子が受かる
• 田舎の難関幼稚園は定員割れしていることがあるのでとりあえず受験してみるのもアリ
• 定員割れでも基準に満たないと受からない
• 願書は無難に丁寧に書けばOK
• 兄姉に卒園生がいると受かりやすい